円安で、スワップで稼ぐブーム再燃?!長期投資ねらいめ通貨ペア

① 為替でのスワップ狙いの長期投資とは
スワップというのは金利の事で、FXでは条件が揃えば毎日受け取れます。それにレバレッジがかかるので、とても多額になります。そういう理由で、円安の時代はこのスワップで稼ぐのが流行しました。円を売り、他の通貨を買う方法で、「円キャリートレード」と呼びます。

 

しかし、円高になってそれまで成功していた人達も損をしてしまい、ブームが去りました。しかし今、再び円安になってくるにつれ、円キャリートレードが見直される機会がやってきました。

 

銀行の預貯金と違い、FXでは毎日、金利差を調整するため、金利の支払いが毎日行われます。そして、外貨預金は必ず円で外貨を購入するのですが、FXはどんな通貨ペアの組み合わせも可能です。

 

「金利の低い国の通貨を売って、金利の高い国の通貨を買う」という事が出来るのです。この金利の差が、トレーダーのFX口座に原則、毎日入ってきます。

 

② それでは、どんな通貨ペアがあるでしょうか
通貨の金利は、その国の政策金利を見ます。円の日本は、他のどの国よりも安く、0.1%です。もし円とのペアなら、これより大きい金利の通貨を選べば良いですから、ゼロ金利政策のスイス以外、ほとんどすべての国の通貨という事になります。

 

せっかくですから、特に大きな金利の国を探してみましょう。アメリカやユーロ圏、イギリスなどは金利が小数点以下で、魅力を感じません。

 

昔からの高金利通貨として、人気なのがオーストラリアドル、ニュージーランドドル、そして南アフリカランド(南アランド)です。それぞれ、2.50%、2.75%、5.50%、です。ちなみにカナダドルも1.0%と、比較的大きな数字になっています。

 

低金利通貨を売って、高金利通貨を買うトレードをしたいので、せっかく円の金利が安いのですから、無理に知らない国同士の通貨ペアにするよりも、よく知っている円とのペアを選べば良いでしょう。

 

③ 気を付ける事
今挙げた、高金利通貨の国が、すべて資源国だというのに気を付けてください。中国経済が発展してきて、資源国は特にこの中国の情勢に影響をうけます。中国の経済状況に良くないニュースが出て、大きく値を下げるときがあります。長期のホールドになる場合、ほったらかしではなく、世界の経済ニュースは常にチェックして、ポジションの調整を行いましょう。

 

また、売りと買いの差であるスプレッドですが、南アランドは、インターバンクで取引されている量が、米ドルなどよりも格段に少なく、流動性がありません。ですから、スプレッドが極端に開くときがあります。各地域の市場のスタート、クローズ時間など特に気を付けて、売り買いは控えた方が良いでしょう。また、暴落した際は、ロスカットされてしまいますから、そこにも気を付けましょう。

 

④ おススメ通貨ペアまとめ
まとめると、売る方の通貨は円が良くて、買う方は、オーストラリアドルかニュージーランドドルとなります。南アランドは、金利が魅力ですが、政治情勢も不安で、リスクもはらんでいます。結局割と安心して長期で持てそうなのが、これらのオセアニア通貨なのです。長期ホールドといえども、ストップを置くのは忘れないようにしてください。